この記事では、シャープのSIMフリースマートフォンAQUOS zero SH-M10のスペックレビューと人気関連商品(フィルム、ケースなど)を紹介しています(関連商品の紹介はコチラから移動できます)。
また、記事の後半にはSH-M10を安く買う方法も紹介していますので、合わせてチェックしてくださいね。
SH-M10 の基本情報
基本情報
製品名 | AQUOS zero SH-M10 |
---|---|
発売元 | SHARP |
発売日 | 2019年4月9日 |
市場価格 | 99,880円 |
エクステリア
カラーはアドバンスドブラックの一色のみとなっています。
カラー | アドバンスドブラック |
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本体サイズ | 154×73×8.8mm |
重量 | 146g |
ディスプレイサイズ | 6.2インチ(2992×1440 px) |
SIMサイズ | nanoSIM |
メモリサイズ | ― |
スペック
OS | Android 9.0 |
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CPU | Snapdragon 845 (2.6GHz+1.7GHz) |
ROM | 128GB |
RAM | 6GB |
カメラ画質 | アウト:2,260万画素 イン:800万画素 |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac |
バッテリー容量 | 3,130mAh |
他 | 顔/指紋認証 Jアラート おサイフケータイ 近接センサー、光センサー etc. |
SHARP SIMフリースマホ史上最強スペック、それがSH-M10
- ディスプレイ:6.2インチ
(SHARP過去最高:5.5インチ, SH-M08など) - 保存領域(ROM):128GB
(SHARP過去最高:64GB, SH-M09) - メモリ(RAM):6GB
(SHARP過去最高:4GB, SH-M09) - バッテリー容量:3130mAh
(SHARP過去最高3100mAh, SH-M07)
……と過去のSHARP製品の最高スペックをことごとく上回るスマホ、それがSH-M10です。
国産SIMフリースマホは、海外のハイスペック系スマホに匹敵する商品が少なかったのですが、SH-M10はそれに並ぶスペックを持っているスマホといえます!
SH-M10はスマホでは最大クラスの6.2インチとなっています!
CPUもSnapdragonトップクラスモデルを搭載。
SH-M10のCPUには、Qualcomm社が誇るハイスペックCPU、Snapdragon 845が搭載されています。
近いうちに845を上回るスペックを持つSnapdragon 855が搭載されたスマホがリリースされるとされていますが、現行スナップドラゴンCPUとしては最高レベルの処理性能を誇っています。
ほかSH-M10の気になる?ところ列挙
カラーは黒一色のみ
男(?)のブラックのみ(アドバンスドブラック)
基本的に複数色のラインアップがあることが多いスマホですが、SH-M10はアドバンスドブラック一色のみとなっています。
もし「もっと明るいカラーのスマホが欲しい!」という方は、明るいカラーのケースを買うことで対応するのが一番よさそうです。
外部メモリ非対応
今までのSHARP製スマホは最大500GBまでのmicroSDに対応していましたが、SH-M10では外部メモリが非対応になっています。
内部容量だけでも128GB搭載となっているので、よほど長時間動画を保存したりしない限りは容量上の問題はないという判断でしょうか。
内部データをパソコンなどの外に移す際は、WEBサーバーにアップロードするかUSB接続などで移植することになります。
SHARP過去SIMフリースマホとの比較
SH-M10より前に発売されていて、今もなお発売されているSHARPのSIMフリースマホと比較してみました。
- AQUOS sense plus SH-M07(2018年7月発売)
- AQUOS sense2 SH-M08(2018年12月発売)
- AQUOS R2 compact SH-M09(2019年2月発売)
比較1:VS AQUOS sense plus SH-M07
AQUOS sense plus SH-M07(左から順にホワイト、ベージュ、ブラック)
AQUOS sense plus SH-M07は、2018年7月に発売されたスマートフォンです。
SH-M09, SH-M10が出るまではシャープのSIMフリースマホで最高スペックのスマホでした。
AQUOS zero SH-M10 | AQUOS sense plus SH-M07 |
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■OS ■CPU ■ROM/RAM ■ディスプレイサイズ ■カメラ解像度 ■バッテリー容量 ■市場価格 |
■OS ■CPU ■ROM/RAM ■ディスプレイサイズ ■カメラスペック ■バッテリー容量 ■市場価格 |
青字:数値的に優勢なスペックを示しています
スペック面では圧倒的にSH-M10が上回っています。
SH-M10は、今までのSHARP製スマホでは取り組んでなかったハイスペックを求めるユーザー向けのスマホと言えます。
SH-M07も決して低スペックというわけではないのですが、SH-M10を前にすると劣って見えます。
とはいえ、特殊な使い方をしない限りはSH-M07も十分すぎるスペックを誇っています。WEB検索、カメラ、SNS、軽めのゲームアプリ(例:ポケモンGO)程度の利用しかしない予定の方は、SH-M07のほうがオススメです。
比較2:VS AQUOS sense2 SH-M08
AQUOS sense2 SH-M08(全4色、左から順にホワイトシルバー、ニュアンスブラック、アッシュイエロー、アーバンブルー)
AQUOS sense2 SH-M08は、2018年12月下旬に発売されたミドルレンジモデルのスマートフォンです。
国産SIMフリースマホの中で取り立て人気のあるスマホです。
AQUOS zero SH-M10 | AQUOS sense2 SH-M08 |
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■OS ■CPU ■ROM/RAM ■ディスプレイサイズ ■カメラ解像度 ■バッテリー容量 ■市場価格 |
■OS ■CPU ■ROM/RAM ■ディスプレイサイズ ■カメラスペック ■バッテリー容量 ■市場価格 |
青字:数値的に優勢なスペックを示しています
早い話、SH-M10にとってSH-M08は比較対象ではないです。
高くてもスペックを求めるならSH-M10、そこそこのスペックでいいならSH-M08という棲み分けがなされています。
比較3:VS AQUOS R2 compact SH-M09
AQUOS R2 compact SH-M09(ディープホワイト)
SH-M09は、2019年2月21日に発売されたSHARPのコンパクトハイスペックスマホです。
発売当初は「なかなかハイスペックなスマホが出た!」と注目を浴びましたが、SH-M10はそれを凌駕するスペックを誇っていることが分かります。
AQUOS zero SH-M10 | AQUOS R2 compact SH-M09 |
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■OS ■CPU ■ROM/RAM ■ディスプレイサイズ ■カメラ解像度 ■バッテリー容量 ■市場価格 |
■OS ■CPU ■ROM/RAM ■ディスプレイサイズ ■カメラ解像度 ■バッテリー容量 ■市場価格 |
青字:数値的に優勢なスペックを示しています
SH-M09のROM64GBは、発売時点でSHARPのSIMフリースマホ史上最高スペックでした。それをたった2ヶ月弱でSH-M10は上回ったことになります。
その他メモリ容量(RAM)や、バッテリー容量の部門でSH-M10が上回っています。
CPUは同じSnapdragon 845が搭載されているため、SH-M09が特別劣るというわけではないことが伺えます。
- スペックを重視するなら
⇒SH-M10 - 値段を重視するなら
⇒SH-M09
値段はSH-M09のほうが2万円ほど安いので、「ディスプレイサイズは小さめがいい(小さめでいい)」という方は、SH-M09のほうがオススメです。
他社の競合スマホとの比較
SH-M10と比較対象となりそうなスマホのスペックを比較してみました。
- Mate 20 Pro(HUAWEI)
- ROG Phone(ASUS)
- iPhone XR 128GB(Apple)
SH-M10と同格のスペックを持つスマホでどちらを買おうか迷っている方は是非参考にしてみてください。
比較1:VS Mate 20 Pro(HUAWEI)
Mate 20 Pro(トワイライト)
Mate 20 Proは、2018年12月に発売されたHUAWEIの当時の最高を詰め込んだフラグシップモデルスマホです。
背面カメラを3台搭載など、他にはないカメラへの強いこだわりが感じられるスマートフォンです。
AQUOS zero SH-M10 | Mate 20 Pro |
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■OS ■CPU ■ROM/RAM ■ディスプレイサイズ ■カメラ解像度 ■バッテリー容量 ■市場価格 |
■OS ■CPU ■ROM/RAM ■ディスプレイサイズ ■カメラ解像度 ■バッテリー容量 ■市場価格 |
青字:数値的に優勢なスペックを示しています
スペックを比較してみると、Mate 20 Proが全体的に圧倒していることが分かります…。
SH-M10で勝ってそうなのは値段だけ(あとはおサイフケータイ搭載の有無とか……)という結果になっています。
CPUのKirin 980とSnapdragon 845は同メーカーではないので明確な優劣はつけにくいのですが、あるツールを使った比較によると、総合的にはKirin980がやや上回っている※ようです。
とはいえ、各要素の差はそれほどなく、一番明確な差はカメラの数と画素数といえそうです。
もちろん大きいことに越したことはないですけどね!
比較2:VS ROG Phone(ASUS)
ROG Phone
ROG Phoneは、2018年11月にASUSから発売されたフラグシップモデルスマホです。
高性能が要求されるようなゲームでもサクサク楽しめるゲーミングスマホです。
AQUOS zero SH-M10 | ROG Phone |
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■OS ■CPU ■ROM/RAM ■ディスプレイサイズ ■カメラ解像度 ■バッテリー容量 ■市場価格 |
■OS ■CPU ■ROM/RAM ■ディスプレイサイズ ■カメラ解像度 ■バッテリー容量 ■市場価格 |
青字:数値的に優勢なスペックを示しています
ROG Phoneで印象的なのは、保存領域(ROM)が512GBも用意されている点です。
いろいろなゲームアプリをインストールしても容量がいっぱいにならないように、通常のスマホよりも何倍もの領域を確保しています。
全体的に見て「こっちが優勢!」といえるだけの差はなく、項目ごとで勝ってたり下回ってたりする印象です。
「ゲームをスマホでいっぱいしたい」という方は迷わずROG Phoneがオススメですが、そうでなければSH-M10のほうが全体的にコスパがいいかなと考えます。
比較3:VS iPhone XR(128GB)(Apple)
iPhone XR
iPhone XRは、Appleより2018年10月26日に発売された最新モデルのスマホです。
AppleはXR同時期に、XS, XS Maxと3種類のスマホを3パターンのスペックに分けて発売されましたが(3型番×3スペック=9種類!)、容量的に同等のXR 128GBと比較します。
AQUOS zero SH-M10 | iPhone XR (128GB) |
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■OS ■CPU ■ROM/RAM ■ディスプレイサイズ ■カメラ解像度 ■バッテリー容量 ■市場価格 |
■OS ■CPU ■ROM/RAM ■ディスプレイサイズ ■カメラ解像度 ■バッテリー容量 ■市場価格 |
青字:数値的に優勢なスペックを示しています
まずCPUがSnapdragonとApple Aシリーズで全然毛色が違うのですが、性能測定した結果によるとApple A12のほうが全体的に優れているとのことです。
iPhoneは値段が高いだけでスペックはあまり……と思っていませんでしたか?昔はそうだったのかもしれませんが、それはもう過去の話のようです。
処理性能の核となるCPUで(当時最高スペックだった)Snapdragon 845が敗れているというのは結構印象的です。
その他細かいスペックではSH-M10が上回っています。
ROG Phoneなんて8ギガも積んでるのに……^^;
SH-M10総評
国産スマホでハイスペックのスマホが欲しい……と思っていた方に是非オススメの1台です!
SH-M09もハイスペックですが、ディスプレイサイズがSH-M10のほうが1インチ大きいので、「SH-M09はサイズがなぁ……」と思っていた方にはピッタリだと思います。
SH-M10を安く買う方法
発売価格の相場が99,880円のSH-M10ですが、格安SIMとセットで購入するとより安く購入することができます。
オススメ格安SIM会社で販売されているSH-M10の値段は以下のとおりです。
2020/6/15時点のSH-M10の価格表
会社名 | 一括払い | 分割(24回) |
---|---|---|
OCNモバイルONE※1 | 40,200円 | - |
IIJmio※2 | 43,800円 | 1,830円 |
mineo | 96,000円 | 4,000円 |
※1:7/16まで、MNP+対象オプション加入で端末最大15000円割引 or 対象端末16500円割引キャンペーン実施中。⇒詳しくはOCNモバイルONEキャンペーンまとめ
※2:3/31まで、初期費用3300円→1円、月額料金1年間値下げ、MNPでスマホ価格大幅値下げキャンペーンなど実施中。詳しくはIIJmioキャンペーンまとめ
SH-M10 の関連商品
SH-M10に対応している保護フィルムや、ケースといった関連商品の中から人気の商品をピックアップしました。
※商品があるにはあるのですが、意外とフィルム系で評価の高い商品が少ない印象です。局面対応が難しいんでしょうね……
Amazonで保護フィルムやケースが買おうとしたら送料が発生する場合、Amazonプライムなら送料が無料になります!
詳しくはコチラ
SH-M10 保護フィルム
3枚入りでおトクなガラスフィルム(曲面保護なし)
ガラスではなくTPU素材を使っていますので、やわらかく貼りやすい特徴があります。
曲面部分には対応してないデザインとなっています。
曲面部分まで全面保護するガラスフィルム(元Amazon’s Choice)
透過率99.9%で、貼ったあとの液晶の見え方に変化がないところが特長です。
使用者(Amazonレビュー)の評価も上々です!
他のSH-M10対応フィルムを探す
以上がオススメの保護フィルムですが、ほかにも多種ありますので他の関連商品を探したい方は検索してみてください。
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SH-M10 対応ケース
シンプルなTPU素材のソフトクリアケース
シンプルなデザインで特に主張するところがないぶん、SH-M10のデザインが引き立ちます!
値段もお安めなので、本命のケースを見つけるまでの予備として買うのにもオススメできます!
TPU素材とポリカーボネート樹脂を使用した強度強化版ケース
背面はポリカーボネート樹脂、側面はTPU素材を使用するハイブリッド仕様で、背面は高透明度化、側面は耐衝撃性を強化しています!
それでいて重量20gなので、SH-M10のウリの1つである軽さを損なわないのがいいですね。
フィルム付きで高コスパな、やや固めのソフトクリアケース
TPU素材を使っているので薄くて軽いケースに仕上がっていて、保護フィルムもおまけで付いてきます。
これで869円はお買い得です!(Amazon, 4/14時点)
牛皮を使用した本格的な手帳型ケース
参考価格が15,000円を超えているのですが、4/10時点で3,580円で売られています!(レトロブラウン)
カラーは全部で3色あります。
※商品画像をクリックすると、Amazonの対象ページに移動できます。
レトロブラウン | ブラック |
---|---|
レッド | |
花柄デザインがおしゃれなポリウレタンレザーの手帳型ケース(全5色)
オシャレなデザインの外側の素材はポリウレタンレザーなので、丈夫で触り心地もいいです。
ケースの内側には、ありそうであまりない鏡が付いていてちょっとした身だしなみのチェックにも便利です!
カラーはネイビーの他に全5色あります。
※商品画像をクリックすると、Amazonの対象ページに移動できます。
ネイビー | レッド |
---|---|
ブラウン | ベージュ |
キャラメル | |
他のSH-M10専用ケースを調べる
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さいごに
国産SIMフリースマホもハイスペックモデルが連発して出てきましたね。
……と言っても、国内会社でSIMフリースマホを定期的に出しているのは実質SHARPだけなので、国産SIMフリースマホ≒SHARPというところは否めませんが……^^;
他社もSIMフリーモデルをどんどん出してほしいなと思います。
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関連外部リンク
※本記事の製品関係の情報・画像はこちらのサイトが引用元です。
より詳細な情報を知りたい方は以下のサイトをご参照ください。
- 年別スマホ一覧
- メーカー別SIMフリースマホ一覧
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