この記事では、発売から1年以上経った今でも人気を誇る富士通のSIMフリースマートフォン、arrows M04のスペックレビューと人気関連商品(保護フィルム、ケース)を紹介しています。
基本的なスペックの解説と競合他社商品との比較を行っていますので、どの製品を買うかの参考になれば幸いです。
arrows M04の基本情報
基本情報
製品名 | arrows M04 |
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発売元 | 富士通 |
発売日 | 2017年7月10日 |
市場価格 | 32,800円 |
エクステリア
左からホワイト(表面)、ブラック、ゴールド、グリーン、デニムブルーの全5色です。
カラー | ホワイト ブラック ゴールド※ グリーン※ デニムブルー※ |
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本体サイズ | 144×71×8.0mm |
重量 | 148g |
ディスプレイサイズ | 5.0インチ (1280×720 px) |
SIMサイズ | nanoSIM |
メモリサイズ | microSD (最大256GB) |
※ゴールド、グリーン、デニムブルーは限定色
スペック
OS | Android 7.1 |
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CPU | Qualcomm Snapdragon 410 クアッドコア(1.2GHz×4) |
ROM | 16GB |
RAM | 2GB |
カメラ画質 | アウト:1310万画素 イン:500万画素 |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n |
バッテリー容量 | 2580mAh |
他 | 防水(IPX5/IPX8) 防塵(IP6X) ワンセグ GPS おサイフケータイ テザリング etc. |
arrows M04の注目ポイントは、市販の泡タイプのハンドソープで洗えると豪語する完全防水仕様!
公式サイトにて、実際に端末を洗っている様子が伺えます。
画面が汚れたらクリーナーで拭くのが普通だと思いますが、arrows M04は完全防水設計なのでハンドソープでスマホを洗うことができると公式で発表しています。
とはいえ、なかなか怖い絵面ですよね(笑)。
実際にやろうという方がどれくらいいらっしゃるかは未知数ですが、公式でこのような画像を掲載するあたり、相当防水に自信があることが伺えます。
スマートフォンは目には見えない汚れ(バイ菌など)がたくさんついているとなにかと言われますが、上の画像のようにハンドソープで洗えるなら常に清潔さを保つことが出来ますね。
現状ローエンドクラスと言わざるを得ない、クアッドコアCPUの搭載
arrowsのCPUにはQualcomm社のSnapdragon 410が採用されています。
防水に自信を持つarrows M04ですが、他のスペックについて見ていくと、2019年に使うスマホとしてはややスペック上は劣るかなと感じます。
- オクタコア(8コア)CPUが主流の中、クアッドコア(4コア)CPUを採用
- 3GBが主流の中、メモリ(RAM)が2GB
- 32GBは欲しいと思う保存領域(ROM)が16GB
- 5.0インチならFHD(1920×1080)の解像度が主流の中、HD(1280×720)解像度
全体的にミドルレンジクラスの中に入れるには厳しい印象です。
特に気になるのは16GBの保存領域です。Android 7.1のオペレーティングシステム領域の容量は定かではないですが、それなりの領域(半分以上?)を使うと考えられます。
そう考えると、16GBだと空き領域はかなり少なくなってしまいます。
写真や動画をたくさん撮りたい場合は、microSD(最大256GB)をあらかじめ買っておいて、SDに保存することをオススメします。
ライバル製品(SHARP)との比較
国内でSIMフリースマホを積極的に発売しているライバル会社として、真っ先に上がるのはSHARPではないでしょうか?
そんなSHARPのSIMフリースマホとarrows M04を比較してみました。
いきなり結論
※2018年末に発売されたSHARPのSH-M08です。
現状新品で販売されているSHARP製SIMフリースマホは……
- SH-M04(2016年12月頃発売)
- SH-M05(sense lite, 2017年12月頃発売)
- SH-M06(R compact, 2018年1月頃発売)
- SH-M07(sense plus, 2018年6月頃発売)
- SH-M08(sense2, 2018年12月頃発売)
の計5機種が見受けられます。
が、結論をいきなり書くと、スペック面においてarrows M04はSHARPの5機種全てに負けているというのが実情です。
arrows M04のウィークポイントはやはりCPUの性能です。SHARP製スマホは5機種すべてでarrows M04を上回る処理能力を持つオクタコアを搭載していますので、どうしても見劣りしてしまいます。
arrows M04は、電話やメッセージを送受信する分には問題ないスペックではあるものの、マップを見たりWEBサイトを頻繁に見るのであればやや不安があります。WEBサイトによってはカクカクした動作になる可能性があります。
SH-M04とはギリギリ渡り合える……?
※私が現在使用しているSH-M04です^^;
arrows M04と唯一スペック上いい勝負なのがSH-M04です。
ROM/RAMが同じ16GB/2GBなのですが(ディスプレイサイズも5.0インチ/HD画質で一緒)、オクタコア(Snapdragon430)とクアッドコア(同410)の違いは大きいと考えます。
SH-M04は3万円弱あたりで販売されていますので、これより安い値段ならarrows M04を選ぶ価値が出てきます。同じくらいの価格だったらSH-M04のほうがお得感があります。
そりゃクアッドじゃ不利なわけだ。
arrows M04総評
arrows M04は、安心の国産スマホでスマホデビューしたい方、もしくは超ライトユーザーの方向けのスマホといえます。
スペック上、スマホゲームアプリをプレイすると動きがカクカクすることが考えられます。電話・メール……といった高度な処理を必要としないアプリしか使わない予定、という方にオススメできる端末です。
arrows M04を安く買う方法
現状30,000円前後で売られている感のあるarrows M04ですが、格安SIMとセットで購入するとより安く購入することができます。
2019/8/19時点で、オススメ格安SIM会社で販売されているarrows M04の値段は以下のとおりです。
会社名 | 価格 (分割:24回) |
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IIJmio※1 | 一括:21,800円※3 分割:950円 |
mineo | 一括:31,800円※3 分割:1,325円※3 |
LINEモバイル | 一括:32,800円 分割:1,417円 |
BIGLOBEモバイル ※2 | 一括:- 分割:1,490円⇒1,040円※2 |
※1:3/31まで、初期費用3300円→1円、月額料金1年間値下げ、MNPでスマホ価格大幅値下げキャンペーンなど実施中。詳しくはIIJmioキャンペーンまとめ
※2:初期費用3733円が無料、月額料金6ヶ月間毎月1,200円OFF&対象端末購入で最大20000Gポイント還元キャンペーン実施中(最大31,088円相当おトク!)。⇒詳しくはBIGLOBEモバイルキャンペーンまとめ
※3:販売終了
期間限定キャンペーンで密かに魅力のBIGLOBEモバイルは要チェック!
引用元:BIGLOBEモバイル公式サイト
キャンペーンで注目なのがBIGLOBEモバイルです。
通常価格は月額1,490円の24回払いですが、キャンペーン期間中は最大450円値下げの月額1,040円という破格のプライスでM04を手に入れることができます!
条件として、音声SIMで3ギガ以上の契約が必要となりますが、この条件で契約をすると追加で初期費用3,394円が無料の特典を受けることができてお得です!
arrows M04の関連商品
発売から1年以上経過していることもあり、ネットショップではarrows M04に対応するフィルムやケースがいっぱい売られています。
その中から、現在人気の保護フィルムとケースをピックアップしました。
Amazonで保護フィルムやケースが買おうとしたら送料が発生する場合、Amazonプライムなら送料が無料になります!
詳しくはコチラ
arrows M04 対応フィルム
ディスプレイだけでなく表面全体を保護してくれる仕様になっています。
2枚入りということで、1回失敗してもなんとかなるところもいいですね!
その他arrows M05専用フィルムを探す
以上がオススメの保護フィルムですが、ほかにも多数販売されていますので、他のフィルムに興味がある方は↓のボタンから検索してみてください(関連商品の検索結果ページにリンクされています)。
arrows M04 対応ケース
意外とarrows M04のクリアケースは少ないようで、多くの方がこの商品をお買い求めているようです。評価も5段階で平均4点以上と上々です!
カラーは黒(SIMPLE BLACK)と赤(RED QUEEN)の2色で、赤は黒とはうってかわって情熱的です!
※商品画像をクリックすると、Amazonの対象ページに移動できます。
SIMPLE BLACK | RED QUEEN |
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その他arrows M04専用ケースを探す
ほかにも専用ケースは多種あります。関連商品を探したい方は↓のボタンから検索してみてください(関連商品の検索結果ページにリンクされています)。
さいごに
発売当時である2017年7月の時点でオクタコアCPU搭載の端末が主流になりつつあったので、発売時からローエンドモデルとして売り出されていた感はあります。
現在富士通はdocomo向けの端末として、オクタコアCPU(snapdragon 450)搭載のスマートフォンを販売していますので(arrows Be F-04K, 2018年5月発売)、これのSIMフリー版の発売が望まれるところです。
テレビコマーシャルでも最近見かけるので(「ヘリポートのあるそば屋を検索しているCM」でお馴染み?)、もうじき出るのかなぁと勝手に思ってますが、2019年1月8日時点では音沙汰はありません^^;
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関連外部リンク
※本記事の製品関係の情報・画像はこちらのサイトが引用元です。
より詳細な情報を知りたい方は以下のサイトをご参照ください。
- 年別スマホ一覧
- メーカー別SIMフリースマホ一覧
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