この記事では、ASUSのSIMフリースマートフォンZenFone Max (M2) (ZB633KL)のスペックレビューと関連商品(フィルム、ケースなど)を紹介しています(関連商品の紹介はコチラから移動できます)。
他を圧倒するバッテリー容量を搭載しているZenFone Maxシリーズですが、他スペックも合わせて見ると高コスパスマホであることが見えてくることから、2019年注目のスマホとなりそうです。
また、記事の後半にはZenFone Max M2を安く買う方法も紹介していますので、合わせてご覧ください。
ROM64GB版の情報を追加しました。
ZenFone Max M2の基本情報
基本情報
製品名 | ZenFone Max M2 (ZB633KL) |
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発売元 | ASUS |
発売日 | 2019年3月15日 (ROM64GB版:11月27日) |
希望小売価格 | 26,500円(ROM32GB発売当時) 27,500円(ROM64GB版) |
エクステリア
左から順に、ミッドナイトブラック、スペースブルー、メテオシルバーです。
カラー | ミッドナイトブラック スペースブルー メテオシルバー |
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本体サイズ | 158.4×76.2×7.7mm |
重量 | 160g |
ディスプレイサイズ | 6.3インチ (1520×720 px) |
SIMサイズ | nanoSIM×2 (DSDV) |
メモリサイズ | microSD (最大2TB) |
スペック
OS | Android 8.1 |
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CPU | Snapdragon 632 (1.8GHz) |
ROM | 32GB / 64GB |
RAM | 4GB |
カメラ画質 | アウト:1300万+200万画素(深度測定用) イン:800万画素 |
Wi-Fi | IEEE802.11 b/g/n |
バッテリー容量 | 4000mAh |
他 | 顔/指紋認証 加速度、近接、光センサー GPS機能 テザリング |
ZenFone Max M2最大のウリは、4000mAhの高容量バッテリー!
ZenFone Maxシリーズの最大の特長が、他のスマホと比べて圧倒的にバッテリー容量が大きいという点です。
普通のスマホではだいたい3000mAhが平均的なバッテリー容量ですが、ZenFone Max M2は4000mAhのバッテリーを積んでいます。
そのため……
- 連続待受(4G):最大約33日間
- 連続通話(3G):最大約35時間
- Webブラウジング(Wi-Fi):最大約22時間
という脅威の長持ちスペックを誇っています。
22時間ネットしてても(理論上)電池が持つ……ということで、普通に使う分には確実に1日は持ってくれるスマホといえますね。
Snapdragon600番台、DSDV、ROM4GB、デュアルカメラで2万円台という驚きのコスパにも注目
ZenFone Max M2はSnapdragon 632を搭載しています。
バッテリーだけに注目がいってしまいがちなZenFone Maxシリーズですが、スペックをくまなくチェックしていくと、相当なハイコストパフォーマンススマホであることが見えてきます。
CPUはSnapdragon 632が搭載されているのですが、2万円台でこれだけのCPUが搭載できることがまず驚きです。
それに背面カメラは深度測定用カメラがプラスでついたデュアルカメラ、メモリ(ROM)は4GB、デュアルVoLTE対応(DSDV)……
去年までなら4万円オーバーで売られていてもおかしくないようなスペックなのに、税込で30,000円を余裕で切ってくる希望小売価格(税抜26,500円、税込でも28,620円)で発売です。
ライバル会社HUAWEIが大きくシェアを獲得している低価格&高コスパ市場に切り込みを入れる、今年の注目スマホといえそうです。
ほかZenFone Max M2の特徴
トリプルスロットなので、デュアルSIM+メモリのフル活用が可能
microSDは2TBまで対応しています。
ZenFone Max M2のカードスロットは、SDカードと2枚目のSIMスロットが別々になっている非排他仕様となっています。
それぞれに独立したスロットがあるので、SIMカード2枚とmicroSDカードを同時に使うことができます。
ディスプレイ解像度にやや難点
※上画像は公式サイトより引用したイメージ画像なので、実際の見栄えとは異なります。
いいことづくめのZenFone Max M2ですが、スペック上でウィークポイントを挙げるとすると、ディスプレイの解像度といえそうです。
フルハイビジョンデジタル(FHD, 1920×1080ピクセル)以上の解像度が主流となっている今、ZenFone Max M2のディスプレイ解像度はハイビジョンデジタル(HD, 1280×720)クラスの1520×720ピクセルとなっています。
一応HD画質なので、FHDと比べて極端に文字が見えにくかったり動画が汚く見えるということはないですが、FHDよりは劣っているということは間違いなくいえます。
ZenFone Max M2の競合スマホは?比較してみた
最近発売されたSIMフリースマホの中から、ZenFone Max M2と比較対象になりそうなスマホをピックアップ&比較しました。
熟考中の方は是非参考にしてくださいね。
- ZenFone Live L1 (ZA550KL):同社の廉価版スマホ
- ZenFone Max Pro M2 (ZB631KL):Max M2の上位版グレード
- nova lite 3(HUAWEI):競合他社HUAWEIの同価格帯スマホ
比較1:VS ZenFone Live L1 ZA550KL (ASUS)…安さならLive、スペック不足と感じるならMax M2
ZenFone Live L1 (ZA550KL)
同メーカーのASUSが2018年末に発売したZenFone Live L1 (ZA550KL) とスペックを比較すると、基本的にすべての項目でMax M2のほうが圧倒しています。
ZenFone Max M2 (ZB633KL) ASUS |
ZenFone Live L1 (ZA550KL) ASUS |
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■OS ■CPU ■ROM/RAM ■ディスプレイサイズ ■カメラ解像度 ■バッテリー容量 ■市場価格 |
■OS ■CPU ■ROM/RAM ■ディスプレイサイズ ■カメラ解像度 ■バッテリー容量 ■市場価格 |
青字:数値的に優勢なスペックを示しています
ただ唯一Live L1に優位性があるとしたら価格です。市場想定価格がMax M2と約1万円も違います。
「動画とかも見ないし、とりあえずスマホとして最低限の機能があればいいよ」という方はLive L1がオススメです。
カメラとか処理速度(CPU)のスペックがもう少し良いほうが……という方はMax M2のほうがオススメとなります。
比較2:VS ZenFone Max M2 Pro ZB631KL (ASUS)…”Max M2″+1万円ならProは大いにアリ。あとは要求スペック次第
Max M2と時を同じくして発売したZenFone Max Pro M2です。
ZenFone Max Pro M2 (ZB631KL) は、ZenFone Max M2と同じタイミングで発売されたSIMフリースマホです。
Max M2自体高コスパスマホといえる一品ですが、Max Pro M2はそれを上回るレベルの高コスパスマホに仕上がっています。
ZenFone Max M2 (ZB633KL) ASUS |
ZenFone Max Pro M2 (ZB631KL) ASUS |
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■OS ■CPU ■ROM/RAM ■ディスプレイサイズ ■カメラ解像度 ■バッテリー容量 ■市場価格 |
■OS ■CPU ■ROM/RAM ■ディスプレイサイズ ■カメラ解像度 ■バッテリー容量 ■市場価格 |
青字:数値的に優勢なスペックを示しています
Max Pro M2に搭載されているSnapdragon 660を搭載したSHARPのSH-M06(2018年1月)は、税込7万を超える価格で売られ始めましたが、Max Pro M2は税込でも4万円以内に抑えられています。
その他の項目を見ても、保存領域(ROM)が倍、バッテリー容量がさらに1000mAh増量、ディスプレイがフルハイビジョン……と、Max M2とMax Pro M2は「9,000円足すだけでここまでスペックが上がるか」というくらいのスペック差があります。
Max M2でスペック十分と感じる方はMax M2がオススメですが、+9,000円払ってMax Pro M2をお買い上げになるのも大いにアリです。
比較3:VS nova lite 3 (HUAWEI)…バッテリー容量で優位も、カメラ・ディスプレイでやや劣勢か
HUAWEI nova lite 3(オーロラブルー)
nova lite 3はHUAWEIから2019年2月に発売されたSIMフリースマホです。
全体的なスペックや価格を見る限り、ZenFone Max M2はHUAWEIの高コスパスマホnova lite 3の対抗馬として出された感がものすごくあります。
ZenFone Max M2 (ZB633KL) |
nova lite 3 |
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■OS ■CPU ■ROM/RAM ■ディスプレイサイズ ■カメラスペック ■バッテリー容量 ■市場価格 |
■OS ■CPU ■ROM/RAM ■ディスプレイサイズ ■カメラスペック ■バッテリー容量 ■市場価格 |
青字:数値的に優勢なスペックを示しています
市場想定価格はZenFone Max M2がわずかながら下回っており(380円)、nova lite 3とどっちを買おうか迷った人が最後に
「うーん、ZenFone!」
と言ってくれることを願ったかのような料金設定に見えます。
バッテリー容量はZenFone Max M2のほうが圧倒的に上回っていますが、カメラスペックやディスプレイ解像度という点ではnova lite 3のほうが優位に立っています(特にインカメラで差が……)。
カメラスペックを重視される方はnova lite 3、バッテリー容量を重視される方はZenFone Max M2という棲み分けがされそうです。
ZenFone Max M2総評
2万円台で買えるスマホとしてZenFone Max M2はかなりの高コスパスマホといえます!
ライトユーザーの方なら十分すぎる処理性能を持っていますので、長い期間不満なく使えるスマホです。
動画やゲームをそれなりにする方は、もうワンランク上のスペックを持ったZenFone Max Pro M2 (ZB631KL) をオススメします。
ROM32GB版
ROM64GB版
ZenFone Max M2を安く買う方法は?
希望小売価格26,500円のZenFone Max M2ですが、格安SIMとセットで購入するとより安く購入することができます。
ZenFone Max M2を発売しているオススメ格安SIMブランドは以下のとおりです。
ZenFone Max M2の販売価格(2020/11/18時点)
会社名 | 一括払い | 分割(24回) |
---|---|---|
OCNモバイルONE※1 | 14,000円 | - |
IIJmio※2 | 19,800円 | 830円 |
LINEモバイル※3 | 23,500円 |
1,060円 |
mineo | 22,800円 | 950円 |
LIBMO | 23,280円 | 970円 |
※1:7/16まで、MNP+対象オプション加入で端末最大15000円割引 or 対象端末16500円割引キャンペーン実施中。⇒詳しくはOCNモバイルONEキャンペーンまとめ
※2:3/31まで、初期費用3300円→1円、月額料金1年間値下げ、MNPでスマホ価格大幅値下げキャンペーンなど実施中。詳しくはIIJmioキャンペーンまとめ
※3:月額基本料最大2ヶ月間無料+LINE Pay or LINEポイント最大5000円分+スマホ値引きキャンペーンを実施中。詳しくはコチラ→LINEモバイルキャンペーンまとめ
※4:一緒にSIMカードを契約した場合の実質価格。詳しくは⇒LIBMO公式サイト
ROM64GB版は?
ZenFone Max M2 (ROM64GB版)の販売価格(2021/6/3時点)
会社名 | 一括払い | 分割(24回) |
---|---|---|
OCNモバイルONE※1 | 1円 | |
IIJmio※2 | 17,380円 | 726円 |
LIBMO | 21,120円 | 880円 |
※1:7/16まで、MNP+対象オプション加入で端末最大15000円割引 or 対象端末16500円割引キャンペーン実施中。⇒詳しくはOCNモバイルONEキャンペーンまとめ
※2:3/31まで、初期費用3300円→1円、月額料金1年間値下げ、MNPでスマホ価格大幅値下げキャンペーンなど実施中。詳しくはIIJmioキャンペーンまとめ
ZenFone Max M2の関連商品
ZenFone Max M2に対応している保護フィルムや、ケースといった関連商品の中から人気の商品をピックアップしました。
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ZenFone Max M2 対応フィルム
曲面、ノッチ非対応のガラスフィルム(元Amazon’s Choice)
フチをラウンドエッジ加工しているので、貼ったあとに側面から剥がれにくい点がいいですね!
ノッチ部分は覆わないような仕様になっています。
1メーカーでバリエーション豊富な保護フィルム
同じメーカーで3種類のフィルムデザインを出しています!
ノッチ部分は1空間に区切られたタイプ(保護フィルム1)、フチとノッチ部分は無視したタイプ(保護フィルム2)、ノッチ部分を細かく区切った全面保護タイプ(保護フィルム3)の3種類です。
※商品画像をクリックすると、Amazonの対象ページに移動できます。
保護フィルム1 | 保護フィルム2 |
---|---|
保護フィルム3 | |
その他のZenFone Max M2専用フィルムを調べる
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ZenFone Max M2 対応ケース
スマホを作ったASUS製のクリアソフトケース
他社製品にはない、スマホメーカーだからこそのドンピシャデザインが期待できる一品です!
TPU素材の弾力性の高いソフトクリアケース
TPU素材をつかっているので手触りもよく、衝撃吸収にも優れています!
TPU(側面)+炭素繊維素材(背面)をあわせた強度強化ケース
四隅に保護バンパーが付いており、衝撃吸収性に優れています!
Max M2の製品の薄さを損なわないシュッとしたデザインもいいですね!
ハンド・ネックストラップが便利な高質感手帳型ケース
首から下げられるネックストラップまで付いていて、使い道いろいろです。
上品で高級感漂う黒の手帳型ケース
もちろんスタンド機能や収納部もあって機能的です!
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さいごに
これから各社2019年春モデルを発売してくると考えられるので、SIMフリースマホ業界も一層盛り上がってきそうですね。
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関連外部リンク
※本記事の製品関係の情報・画像はこちらのサイトが引用元です。より詳細な情報を知りたい方は以下のサイトをご参照ください。
Snapdragon 632の概要(Qualcomm公式サイト、英語)
- 年別スマホ一覧
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