この記事では、5/29に発売されたHUAWEIのSIMフリースマホ、nova lite 3+の
- 基本スペック
- 特徴
- 競合スマホとの比較
を紹介しています。
また、記事の後半にはnova lite 3+を安く買う方法も紹介していますので、まだ買おうかお悩み中の方は合わせてチェックしてみてくださいね。
nova lite 3+ の基本スペック情報
nova lite 3+の基本スペック
製品名 | nova lite 3+ |
---|---|
発売元 | HUAWEI |
発売日 | 2020年5月29日 |
市場価格 | 24,800円 |
カラー | オーロラブルー アドバンスドブラック |
本体サイズ | 155.36×73.55×8.2mm |
重量 | 163g |
ディスプレイサイズ | 6.21インチ (2340×1080 px) |
SIMサイズ | nanoSIM×2 |
メモリサイズ | 512GB (microSDXC) |
OS | EMUI 9.1 (Android 9) |
CPU | Kirin 710 |
ROM / RAM | 128GB / 4GB |
カメラ画質 | アウト:1,300万+200万画素 イン:800万画素 |
Wi-Fi | IEEE802.11 b/g/n |
バッテリー容量 | 3,400mAh |
他 | 顔/指紋認証 USB Micro-B 近接センサー、光センサー etc. |
nova lite 3+は、2019年に発売されたnova lite 3のバージョンアップ版といえるスマホです。
見た目はnova lite 3とそれほど大きく変わっておらず、特にディスプレイ正面に至ってはnova lite 3と同じ保護フィルムが使えるなど、規格は一緒です。
背面に関しては、カメラ周りのデザインが少し改良され、レンズカバー的なパーツが追加されました。
アメリカと中国の対立に関連して、HUAWEI社のスマホは、(日本国内では)P30シリーズ以降Android系OS搭載のスマホが販売されていませんが、nova lite 3+はAndroid準拠のOS、EMUI9.1が搭載されています。
そのため、Google PlayをはじめとしたGoogle社提供のアプリケーションが普通に使えるという点がポイントと言えます。
規制前のスマホのスペック改良版ということもあってか、Android系OSでもOKということなのかもしれません。ある意味抜け道的対応ですね。
nova lite 3と比較
新作nova lite 3+と、2019年2月に発売されたnova lite 3を比較してみました。
外観の比較
左:nova lite 3+、右:nova lite 3
オーロラブルーの2台を並べてみました。
目に見えて違いがハッキリしているのはカメラ部分(左上)の設計です。
nova lite 3+のほうがカメラ周りのパーツが増えており、少し強度が増した感じです。
nova lite 3+正面(ノッチ部分)と背面カメラ部分。少し出っ張る形になったものの、カメラまわりが強化された。
とはいえ、基本的には保護ケースをつけると思われるので、大した変化とはいえなさそうですね。
ディスプレイ正面に関してはnova lite 3をそのまま受け継いだデザインとなっています。
なお、寸法については……
- nova lite 3+
155.36×73.55×8.2mm - nova lite 3
155.2×73.4×7.95mm
と小数点以下のコンマミリ単位で変化が確認できますが、見た目レベルでは変化を感じないレベルといえます。
スペック比較
nova lite 3+ | nova lite 3 |
---|---|
■OS ■CPU ■ROM/RAM ■ディスプレイサイズ ■カメラスペック ■バッテリー容量 ■市場価格 ■強み |
■OS ■CPU ■ROM/RAM ■ディスプレイサイズ ■カメラスペック ■バッテリー容量 ■市場価格(発売当時) ■強み |
青字:数値的に優勢なスペックを示しています
2台のスペックを比較してみました。
まず目立っている変化として、保存領域(ROM)が4倍の128GB、メモリ(RAM)プラス1GBの4GBになっています。
ROM容量32GBは、現行販売されてるスマホからするとやや不足というイメージですが(普段遣いとしてなら十分)、128GBともなると動画をたくさん撮る余裕があるサイズです。
メモリも4GBにしたことで、アプリの多重起動中もnova lite 3よりも動作の安定性が期待できます。
一方、インカメラの解像度は先代スマホのほうが良いというやや意外な結果となっています。
保存領域を大幅にアップさせたにも関わらず市場販売価格が24,800円とリーズナブルに仕上がっているのは、カメラのスペックを落としたことと関連がありそうです。
それ以外(CPU、バッテリー容量など)に関してはnova lite 3と差は見受けられず、変化なしです。
nova lite 3との比較 総評
外観:ほぼ変化なし!
スペック:ROM/RAM強化で使い勝手アップ!
nova lite 3+の競合スマホ比較
nova lite 3+と、スペック的に競合しそうな
- moto g8 (Motorola)
- A5 2020 (OPPO)
の2台と比較してみました。
V.S. moto g8|ディスプレイ解像度の差に注目か
Motorola moto g8(ホログラムホワイト)
moto g8は、2020年5月4日にモトローラより発売されたSIMフリースマホです。
3台のカメラが搭載されたトリプルカメラが注目のスマホです。
nova lite 3+ | moto g8 |
---|---|
■OS ■CPU ■ROM/RAM ■ディスプレイサイズ ■カメラスペック ■バッテリー容量 ■市場価格 ■強み |
■OS ■CPU ■ROM/RAM ■ディスプレイサイズ ■カメラ解像度 ■バッテリー容量 ■市場価格 ■強み |
青字:数値的に優勢なスペックを示しています
2台を比較すると、どちらが上といえるわけではなく、かなり拮抗した差となっていることがいえます。
保存領域に限定するとnova lite 3+のほうが大きく上回っていますが……
- ディスプレイサイズ:moto g8 Win!
- ディスプレイ解像度:nova lite 3+ Win!
- カメラスペック(解像度):moto g8 Win!
- バッテリー容量:moto g8 Win!
- 販売価格:nova lite 3+ Win!(1000円だけ)
…と、「だから●●の方がスペックは優位ですね」とは言えない感じです。^^;
SnapdragonとKirin…とメーカーも異なるCPUについてですが、ベンチマーク上ではわずかながらSnapdragon 665のほうが総合的にはいいとのことですが、差はわずかです。
以上を総合して言えるのは、結局「スペック云々より、好きなメーカーを選ぶことになるのでは?」という感じでしょうか……^^;
スペックだけで選ぶとすれば…
- カメラを重視:moto g8のほうがオススメ
- 画面の美しさを重視:nova lite 3+のほうがオススメ
と言えそうです。
V.S. A5 2020(OPPO)|項目ごとで優劣あり。結局「好きなメーカー」を選ぶべき?
OPPO A5 2020(グリーン)
A5 2020は、HUAWEIと同じ中国メーカーOPPOが2019年11月に発売したスマートフォンです。
6.5インチの巨大ディスプレイにクアッドカメラ、バッテリー容量5000mAhの驚異のスタミナと、尖ったスペックが注目のスマホです。
nova lite 3+ | A5 2020 |
---|---|
■OS ■CPU ■ROM/RAM ■ディスプレイサイズ ■カメラスペック ■バッテリー容量 ■市場価格 ■強み |
■OS ■CPU ■ROM/RAM ■ディスプレイサイズ ■カメラ解像度 ■バッテリー容量 ■市場価格 ■強み |
青字:数値的に優勢なスペックを示しています
moto g8の比較と一緒で、どちらか一方がスペック的に上回っているというわけではなく、拮抗したスペック差となっています。
ディスプレイサイズは負けているけど、解像度は勝っている……というところもmoto g8と一緒ですね。
地味な差ですが、A5 2020はWi-Fi対応規格が2.4GHzと5GHzの両対応となっており(a/b/g/n/ac対応)、2.4GHz帯(b/g/n)のみのnova lite 3+を考えると目に見えて劣勢となっています。
Wi-Fiスポットなどをよく活用される方なら、A5 2020のほうがオススメかもしれません。
nova lite 3+総評
Googleアプリを使いたいHUAWEIファン注目の一台!コアな使い方をしないライトユーザーも高コスパでオススメです!
なんだかんだ、ROM128GB、ディスプレイサイズ6.21インチのFHD+画質で24,800円は、現状のスマホ市場だと相当お買い得です。
ニュースを読んだり動画を見たりする程度というライトユーザーにオススメできる一台に仕上がっています。
nova lite 3+を安く買う方法は?
現状24,800円前後で売られているnova lite 3+ですが、格安SIMとセットで購入するとより安く購入することができます。
オススメ格安SIM会社で販売されているnova lite 3+の値段は以下のとおりです。
nova lite 3+の販売価格(2021/4/27時点)
会社名 | 一括払い | 分割(24回) |
---|---|---|
IIJmio※1 | 15,180円 | 638円 |
BIGLOBEモバイル ※2 | - | 1,030円 |
mineo | 21,120円 | 880円 |
※1:3/31まで、初期費用3300円→1円、月額料金1年間値下げ、MNPでスマホ価格大幅値下げキャンペーンなど実施中。詳しくはIIJmioキャンペーンまとめ
※2:初期費用3733円が無料、月額料金6ヶ月間毎月1,200円OFF&対象端末購入で最大20000Gポイント還元キャンペーン実施中(最大31,088円相当おトク!)。⇒詳しくはBIGLOBEモバイルキャンペーンまとめ
※3:月額基本料最大2ヶ月間無料+LINE Pay or LINEポイント最大5000円分+スマホ値引きキャンペーンを実施中。詳しくはコチラ→LINEモバイルキャンペーンまとめ
さいごに
Androidを搭載するための裏ワザ的1台ですが、やっぱりGoogleアプリが普通に使えないことが販売に影響したのでしょうか。
そう勘ぐってしまわれても不思議でない新スマホ発売となった印象です。
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関連外部リンク
※本記事の製品関係の情報・画像はこちらのサイトが引用元です。
より詳細な情報を知りたい方は以下のサイトをご参照ください。
- 年別スマホ一覧
- メーカー別SIMフリースマホ一覧
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